【初心者向け】GoogleタグマネージャーでGA4を導入する方法|自分のアクセスを除外して正確に計測する方法も画像付きで解説

Googleタグマネージャーを使ったGA4の導入方法を、初心者向けに画像付きで解説します。自分のアクセスを除外して正確なPV数を計測する方法も紹介しているので、これからブログを始める方でも安心して設定できます。

2025年09月08日
2026年04月11日
【初心者向け】GoogleタグマネージャーでGA4を導入する方法|自分のアクセスを除外して正確に計測する方法も画像付きで解説

Googleアナリティクス4(GA4)を導入しようとしたとき、「Googleタグマネージャー(GTM)とは何か」「どのように設定するのか」と迷うことがあります。

結論から述べると、GTMを使えばHTMLを直接編集せずにGA4を導入できます。GTMはWebサイトに埋め込む各種タグを一元管理するツールです。

GTMとGA4の違い

GTMは「タグを管理・配信する仕組み」であり、GA4は「収集したデータを分析するプラットフォーム」です。

GTMをデータを運ぶ船、GA4をその船が到着する港と捉えると整理しやすいです。GA4単体でも導入は可能ですが、GTMを経由することで後述するメリットが生まれます。

GTMを利用するメリット

複数タグの一元管理 GA4以外にも広告タグやSNSのピクセルなど、複数のタグをGTMひとつで管理できます。

ソースコードを直接変更しない タグの追加・修正をGTMの管理画面上で完結できるため、テンプレートや本番コードを誤って壊すリスクが減ります。

パフォーマンスへの配慮 GTMはタグを非同期で読み込むため、タグの増加がページの表示速度に与える影響を抑えられます。


ステップ1:GTMとGA4の準備

まず、データの送信元となるGTMと、データの受け取り先となるGA4をそれぞれ準備します。

GA4のプロパティを作成する

Googleアナリティクスにログインし、「管理」画面から新しいプロパティを作成します。作成後に発行される測定ID(G-から始まるID)は、後の手順で使用するため控えておいてください。

GTMのコンテナを作成する

GTMにログインし、新しいコンテナを作成します。コンテナ名はサイト名など、管理しやすい名称をつけておくと後から識別しやすくなります。


ステップ2:GTMのコードをサイトに設置する

コンテナを作成すると、以下のような2つのスニペットが表示されます。それぞれ指定の位置に貼り付けてください。

<!-- head内に貼り付けるコード(できるだけ先頭に配置) -->
<head>
  <!-- Google Tag Manager -->
  <script>(function(w,d,s,l,i){w[l]=w[l]||[];w[l].push({'gtm.start':
  new Date().getTime(),event:'gtm.js'});var f=d.getElementsByTagName(s)[0],
  j=d.createElement(s),dl=l!='dataLayer'?'&l='+l:'';j.async=true;j.src=
  'https://www.googletagmanager.com/gtm.js?id='+i+dl;f.parentNode.insertBefore(j,f);
  })(window,document,'script','dataLayer','GTM-XXXXXXX');</script>
  <!-- End Google Tag Manager -->
</head>
<!-- body開始直後に貼り付けるコード -->
<body>
  <!-- Google Tag Manager (noscript) -->
  <noscript><iframe src="https://www.googletagmanager.com/ns.html?id=GTM-XXXXXXX"
  height="0" width="0" style="display:none;visibility:hidden"></iframe></noscript>
  <!-- End Google Tag Manager (noscript) -->
</body>

GTM-XXXXXXX の部分は、自分のコンテナIDに置き換えてください。

この時点では、GTMのコードは設置されていますが、GA4はまだ有効になっていません。


ステップ3:GTMでGA4のタグを設定する

GTMの管理画面から「タグ」→「新規」と進み、以下の2つのタグを作成します。

Googleタグの作成

項目

設定値

タグの種類

Google タグ

タグID

GA4の測定ID(G-XXXXXXXXXX

トリガー

Initialization - All Pages

Google アナリティクス: GA4 イベントの作成

項目

設定値

タグの種類

Google アナリティクス: GA4 イベント

測定ID

GA4の測定ID(G-XXXXXXXXXX

トリガー

All Pages

タグの発火順序を設定する

Googleタグを編集し、「詳細設定」→「タグの順序付け」を開きます。「このタグが発効した後にタグを配信」にチェックを入れ、対象タグとして「GA4イベントタグ」を指定してください。これにより、Googleタグが発火した後にGA4イベントタグが配信される順序が保証されます。


ステップ4:自分のアクセスを除外する

サイト運営者自身のアクセスがPV数に混入すると、データの精度が下がります。IPアドレスを使って内部トラフィックを除外する設定を行います。

GA4で内部トラフィックのルールを定義する

GA4の管理画面から「データの収集と修正」→「データストリーム」を開きます。対象のストリームを選択し、「タグ付けの詳細設定」→「内部トラフィックの定義」に進みます。

ここで自分のIPアドレスを入力し、トラフィック名を internal に設定します。

IPアドレスはCIDR表記で入力する必要があります。例えば固定IPアドレスが 203.0.113.1 であれば、CIDR表記は以下のようになります。

203.0.113.1/32

IPアドレスの確認やCIDR変換が不明な場合は、ChatGPTやGeminiに「このIPアドレスをCIDR表記に変換してください」と依頼すれば即座に返答してもらえます。

設定項目が見当たらない場合は、管理画面上部の検索バーから「内部トラフィック」と入力すると見つけやすくなります。

GA4でデータフィルタを作成する

「データのフィルタ」→「フィルタを作成」から「内部トラフィック」フィルタを作成します。先ほど定義した internal トラフィックがレポートから除外されるようになります。

いきなり有効化するのではなく、以下の手順でテストしてから本番適用することをお勧めします。

  1. 「フィルタの状態」を「テスト」に設定する
  2. 自分のIPアドレスからサイトにアクセスし、対象のトラフィックを生成する
  3. GA4のリアルタイムレポートを開く
  4. 「フィルタオペレーション」が「テストフィルタ」になっていることを確認する
  5. 問題なければ「フィルタの状態」を「有効」に切り替える

まとめ:GTMの設定を公開する

GTMでのタグ設定が完了したら、管理画面右上の「公開」ボタンを押して設定を反映させてください。公開しない限り、タグはサイト上で動作しません。

以上の手順を完了すると、Googleアナリティクスで自分のアクセスを除いた正確なPV数が計測できるようになります。